徒然の都

ベルウィックサーガ、ファイアーエムブレム聖戦の系譜&if、過去のSS置き場。

ベルウィックサーガ・4週目攻略メモその5

2章 依頼 馬泥棒を追え 66ターン目でクリア
 
 
 
出撃要員:アデル・レオン・エルバート・イゼルナ・アーサー・セネ・シロック
 
 
【メモ】
お宝あり、馬ありのボーナスマップ。
ついでに敵の弓兵の攻撃でレオンとアデルの盾技能を
少し上げたりしつつ。
66ターン目でガリアド捕縛。
2章の最中に何気なく馬小屋へ行くと、
なんと「イシス白馬」が15000ディナで売られていた!
4週もして初めて見ました!
当然お金が無いので買えませんでしたが、
俊敏が+5もされるんですね。流石は駿馬。
 
 
 
【オマケ・ミニ小説~第2章依頼】
 
 
 
 
 
「あーあ、宝物庫の見張りは退屈だな!」
 
 
無精ヒゲを生やした体格のよい山賊が
宝箱に囲まれて欠伸混じりの声でそういった。
その横で頷きながら、もう一人の山賊が弓と矢をダラリと
だらしなく持ち座っている。
 
 
「全くだぜ。お頭の首がすげかわってから、
随分俺達の生活も変わったよな。」
「ああ、今のお頭は小心者過ぎていかん。
宝を見張るのに2人も要るかよ。」
「しっ、聞こえるぜ。あのお頭耳だけは良いんだからな。」
 
話に夢中で扉の外のかすかな足音に
気がつかない山賊2人であった。
 
 
「あー、宝を持ち逃げしてさっさとこんなところ逃げたいぜ。」
 
 
ブツクサと本音を漏らす山賊は、だがしかし
耳をピクリ動かしようやく外の物音に気がつく。
その時にはすでに遅し。
扉は見事に開錠されて、キィという鈍い音と
ともに開かれていた。
 
 
「げっ!!!なんで…」
「侵入者だーーー!」
 
 
小柄な赤毛の盗賊の少女の顔が一瞬ちらりと
覗いたかと思うと、
その姿はすぐに見えなくなり、代わりに武装した騎士が姿を現した。
暗闇から投げ槍(ピラム)が飛んでくる。
アデルとレオンが槍を構えて部屋に押し入ったのだ。
 
 
「そこまでだ、ムサい山賊のおっさんめ!」
「宝は全て回収させてもらうぞ。」
 
 
と何気なく酷い事を言いながら、アデルとレオンは巧みな
連携プレーで山賊を壁際に追い詰める。
 
 
「ひいいいぃ~。」
「命だけは助けてくれぇー!」
 
 
情けない声を上げながら、ロープでぐるぐる巻きにされて
捕縛される見張りの山賊2名。
ハープーンという槍で装備を解除させられてその間に
タコ殴りにあったのだ。
だが捕縛されるだけマシというものだろう。
洞窟の入り口の方には山賊の死体が
いくつも転がっていたのだから。
 
 
「ふう、宝物庫の制圧完了だ。後はセネ。頼むぞ。」
「任せてよ。」
 
 
意気揚々と宝物庫の中に置いてあった
宝箱を開錠していく盗賊セネ。
中には、貴重な短剣カラドヴルフや
癒しの魔道球ヒールなどがあり
これらはおそらく山賊が街を襲撃した時に
民から奪った品物であろう。
 
 
「さてと、次は捕まっている軍馬を助けないとね。」
 
 
ヒヒィーンと洞窟の奥で馬のいななきが聞こえる。
まるで、早くここから出してくれといわんばかりに。
 
 
シノン騎士団はセネを先頭にして、軍馬を取り戻すべく
慎重に歩を進めるのだった。
 
 
 
~終~ NEXT 実戦訓練