徒然の都

ベルウィックサーガ、ファイアーエムブレム聖戦の系譜&if、過去のSS置き場。

ベルウィックサーガ・4週目攻略メモ その4

第2章 山賊討伐 24ターンクリア
 
 
出撃要員:リース+ウォード・アデル・レオン・ディアン
     ・エルバート・アーサー・イゼルナ
 
 
飯→ディアン(好物)とリース(普通)にボイルドエッグ
 
 
 
【メモ】(24ターン内にクリアせよ)
 
 
イベント「青水晶の指輪」回収のためにアーサーを一人で北へ
向かわせる。他のメンツは浅瀬沿いに東へ進軍。
セネ、フェイ、クレイマーは本隊と合流すべく西へ向かう。
セネで携帯袋持ちの敵兵を捕縛して袋の中のポーションごと回収。
アーサーは、指輪回収後南から東へと逃げる。
(ザーリアスが追いかけてくる!)
17ターン目にうまく賞金首のバレリントンを捕縛して、
22ターン目にベングリトン撃破。
24ターン目にザーリアス撃破で24ターン目に砦制圧。クリア。
 
 
 
【オマケ・ミニ小説~第2章任務】
 
 
 
 
酒場では、若い少年少女達が一丁前に顔を付き合わせていた。
一人は赤く長い髪を後ろに流した盗賊風に身なりをした少女。
ミルクの入ったコップを片手に、隣の少年に何ごとか話しかけている。
少年は濃い金髪の髪、軽装からして傭兵風の戦士といったところか。
こちらはジンジャー・エールを注文したのか、目の前に
氷を浮かべた飲み物のコップを
置いている。
そして最後に、長い黒髪を後ろで三つ編みにした東洋風の服装の少女。
こちらは何も注文せず、2人の話を頷きながら聞いている。
 
 
「でさ、あたしは今回の依頼は厳しいと思うわけよ。」
「そうか?山賊達を全部やっつけて指輪を取り戻すだけだろ?
楽勝だぜ。」
 
盗賊の少女、セネはギルドでとある依頼を受けていた。
それは、ナルヴィアの市民からの依頼で「青水晶の指輪を山賊達から
取り戻して欲しい」と言うものだった。
 
 
「…正直3人もの戦力が揃えば楽に達成できるクエストだと思います。」
 
金髪の少年、クレイマーと東方の剣士フェイもまた同様の依頼を受けている。
3人は同じ傭兵という事もあり、面識は以前からあったので
こうして和気あいあいとパーティーを組み、話しているという訳だ。
 
 
「厳しいといった理由はね、山賊の誰かが持っている青水晶の指輪を
探すのは結構難しいと思ったからなの。
奴らのアジトに置いてあるなら望みはあるかもしれないけどね。」
「盗賊のセネがそう言うならそなのかもな。」
「とりあえず万全の準備でもって、明日に備えましょう。」
「あたしも準備してこようっと。じゃ。今日は解散!」
 
 
 
次の日。
ナルヴィアの街から歩いて一日程離れた所、
山沿いに山賊達のアジトはあった。
ようやくアジトの一部と思われる洞窟に
たどり着いた3人は早速指輪を探す為に
アジトの内部をくまなく探す。
 
 
「無いわね。ここにあるのはガラクタばかりね。」
「やべ!山賊達がそろそろこちらに勘付いて戻ってくる頃だ。」
「急いで、表に出て応戦しましょう。このままでは逃げ道を塞がれて
囲まれてしまいます。」
 
 
一通りアジトの中を探ったセネだったがめぼしい収穫は見つからず、
外に軽く偵察に行っていたクレイマーの慌てたような声で
そろそろ逃げる準備を始めるところだった。
 
 
「でも、2人の女の子を守りながらってのはこの疾風のクレイマーと
呼ばれた俺でもちょっと荷が重いな。」
「あら、あたしは森の地形に潜んで、隠れるから大丈夫よ。」
「私は傭兵として、ここに来ました。自分の身は自分で守れます!」
 
 
チャキ、と剣を構えてフェイが洞窟の入口まで来ると向こうから
山賊の2、3人が歩いてくるのが見えた。
クレイマーも剣を構えて、アジトから飛び出す。
セネは、森の木陰の方へ走っていくと
上手く草木に溶け込んで
身を隠した。
 
クレイマーが先手必勝とばかりにロングソードを両手に
接近してきた山賊に斬りかかった。
続いてフェイも身軽な足さばきでカトラスを構え走ると、
優雅に舞うような動きで山賊に剣先を2度3度とぶつける。
突破口を開けば後は一目散に西へ向かって走るのみ。
その途中で青水晶の指輪を持っている山賊に当たれば
ラッキーだ、という事で。
 
 
「果たして、そのラッキーはあたし達の元へ舞い降りてくるかなっ!」
 
 
森に潜みながらも、のん気にそんな事を考えるセネであった。
 
 
 
 
~終~ NEXT 馬泥棒を追え