徒然の都

ベルウィックサーガ、ファイアーエムブレム聖戦の系譜&if、過去のSS置き場。

ベルウィックサーガ・4週目攻略メモ その2

第一章依頼「非道の兄弟」 24ターンクリア
 
 
 
飯→シロックにイカのフリット。前にもイカのフリットを食べさせた気がする。
安いし、美味い!イカのフリフリ万歳!
 
 
 
出撃要員:エルバート・アデル・レオン・クリス・シロック・ウォロー
 
 
 
【メモ】
23ターン目にエルバートの挑発でおびき寄せたグラフ撃破。
(これ、エルバートの挑発なかったらどうなるんだろう?)
グリフの方は、攻撃を仕掛けるとイベントが発生する。
 
 
 
【オマケ・ミニ小説~第一章依頼】
 
 
 
森の木陰に身を潜ませ、狩人は獲物が自分の
範囲内に入るのを
注意深く待つ。
森の狩人は、即ち賞金稼ぎでもありそして
獲物とは他ならぬ懸賞金のかかった賞金首であった。
カサと木の葉舞い散る中、その上を
かすかな音を立てながら歩く。
見張っている山賊のアジト辺りが騒がしいようだ。
じっと目を凝らして前方を探ると、武装をした騎士と
思わしき数名の者が
己のターゲットに剣を向けている。
刹那、ぱっと足が前に向く。
駆ける。全力で。
 
「そこまでよ。観念なさい。」
 
自然と声が出て、己の愛用の武器であるコンジットボウを
前方の獲物に向かって
構えると、矢をつがえ狙いを定める。
狙う獲物は賞金首グリフ。
奴には双子の弟が居るという専らの噂だった。
だがその姿が見えないのはおそらく騎士達が
倒すか、捕縛したのだろう。
セットで捕縛できれば賞金は3倍…との傭兵ギルドの
掲示板の注意書きを
見たがこの際仕方が無い。
グリフが、騎士の出現に驚いている間にさっさと足を
射抜いて戦闘不能にして
しまおう、という算段で矢が放たれる。
赤い髪がパサ、と風に揺れる。
決着はあっという間に着いた。
グリフの両足を違わず射抜いた矢。
青い髪、オールバックの騎士の男が驚いてこちらを見ている。
 
「ふふ、私が狙っていた獲物よ。今回は私に勝ちを譲ってね。」
 
賞金首を狩る勇ましき女傭兵…シルウィスはそう言うと、
重症を負ったグリフを軽々と縛り上げていく。
あらかじめ、雇っておいた屈強な男にグリフを担がせると
森の中に颯爽とシルウィスの姿は消えた。
 
 
 
~終~ NEXT 若き騎士達